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先日、憧れの方に池谷をご案内しました。


雑誌「自遊人」の編集長、
そして南魚沼の旅館「里山十帖」も経営されている
クリエイティブディレクターの岩佐さんです。


まだ大学生のころ、東京にいながら池谷集落に通っていたころ、
2009年の「情熱大陸」を観たのを今でも覚えています。


現在里山十帖でマネージャーをされている佐藤さんが、まだ長岡でお豆腐屋さんをされていたとき、私の大豆を使って豆腐講座をしてくれたご縁で、出産直前に一度、里山十帖をご案内いただきました。
ごはんもとっても美味しく、素敵な空間で感動ものでした!!

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最近の宿のコンサルのお話などを聞いていると、とても農業と似通う部分がありました。
どこも
「大きすぎ」て、頭を抱えています。
宿の場合はある意味、高度経済成長期の負の遺産なのかもしれません。



 
農業も、やたら面積を増やせばいいわけでもなく、ちょうどよい規模があります。
それを越すと、逆に収量や品質を下げてしまったり、助成金に頼りすぎてしまったり、機械コストがかかったりして、経営に苦しむパターンが多いようです。
中山間地域では、田畑が飛び地でまとまっていないため、逆に効率を下げてしまう場合もあります。

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地域や集落も同じです。
軒数が多いほど、規模が大きいほど、地域で生きる良さが減っていく、というのが私の肌感覚です。
フリーライダーが増えるというのもあるのかもしれませんが、実は100軒の集落より、20軒程度の集落のほうが、心地よく、それぞれに役割があり、顔が見え、支え合いながら暮らす安心感があります。
要は数ではなく、世代のバランスだと思います。


また、平成の大合併で、合併しなかった地域は、財政運営に苦しんでいる地域もあるかもしれませんが、
長野の地域でよくみられるのですが、独自の政策を打ち出したり、小さいからこそ新しいことへのチャレンジをどんどんしたり、時代の変化に柔軟であるように思いました。


旅館も、農業も、地域も、家も同じで、
大きくなればなるほど、大味になったり、無理が出たりするのかもしれません。
なので、ちょうどよいサイズ感を見定めることが重要になってきます。


とは言え、各々のサイズ感を見定めることは、難しいことです。
街もくらしもちょうどよいサイズ感があり、そのなかで豊かさを生むことに注力できたらいいのになぁといつも思っています。それが、小さな中山間地の生きる道だとも思います。



そんなわけで、私自身の新たな取り組み・チャレンジも来年からスタートするので、
ますますそんな思いで、がんばってまいりたいと思いました!! 
岩佐さん、ありがとうございました!!