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11月から12月にかけて、全6回に渡って魚沼ブロック農業ビジネス塾が開催されました。
振興局さんからご案内をいただき、思い切って参加することに。


先生は中小企業診断士、行政書士でもある武藤先生。
専門家の方をお呼びして、経営のことを「無料」で勉強できるなんて、本当に農家さんは恵まれているなぁと改めて感じます…ありがとうございます!!


講義の内容は経営改善に向けたビジネスプランづくりについて、またネットを利用した販路拡大について、そして決算書の読み方などを学び、最終回には皆の前で各々のプランの発表がありました。

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他の参加者の皆さんのプランを見聞きすることはとても面白く、私ももっとがんばらねば!と刺激を浴びるように受けまくりました。(ぐはっ)



とは言え、本当に数字が苦手な私で、財務諸表や決算書のあれこれがチンプンカンプンで数字がダンスを踊る姿に凹みつつも、いままでの自分の経営の数字をいっこいっこ出していると、なんとなく分かってはいたものの、足りないものがはっきりと分かってきました。


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SWOT分析は今年の冬に受けた第四銀行主催の農業の講座でやったのですが、やっぱり人によってやり方や説明が違っていて、改めて違う視点のものが現れたり。


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労務や財務、データの整理などいままで働き手が「自分」しかいないからこそ、本当に申し訳ないほどどんぶり勘定で雑だったので、改めてきちんとせねばと身の引き締まる思いでした…。モノを売り買いするというのは、数字を整理すれば面白く、その一方複雑な世界のように改めて感じました。ただ決められた時間働けばお給料をいただく形とは違い、自分の生んだものがダイレクトに数字となってくるので、ちょっと怖くも感じます。


その上、しようと思えば(設備投資、機械投資、土地取得など)ただでさえ大きな買い物の多い農業。自家菜園や小さな農業など、気軽に始めれる一方で、深まれば深まるほど大きな山が待ち構えているような…。



今後のちいさな山地の農業では
「直販力」をどれだけ高めれるかが大事になってくると思うと、ゼロから始める起業と同じ農業は、栽培技術をしっかり高めるのと同じくらい、「経営」というものをもっともっときちんと学んでいかねばならないと、やっぱり何度も思う、今日このごろです。



今回完成したビジネスプランは大切な成果のひとつとなりました。