昨日は農業委員会の総会の後に、地域振興局農業振興部の皆様との意見交換会と、念願の!新潟のお米・晩生新品種「新之助」の試食会がありました!!
7年の研究開発を経て、再来年(H29年)のデビューに向けて、準備も進んでいるようです。今年初めて県内で試験栽培され、試食に至りました。今回は上越市で栽培された新之助を試食しました。
確かに新之助の系譜をみると、コシヒカリは4代先で、コシを超えるものというより、新潟のもう一つのブランド米の柱として、全く別もののお米と捉えたほうがよいものでした。
新之助はwebにも書いてあるとおり、粒の大きさや、つやのよさといった見た目は本当によく、まっことイケメンなお米で、かつ口にふくんだときの粘りは(冷えたお米なのに)最高でした。
……ん?
それってまるで、堀北真希ちゃんにねばねば猛アタックし続けた末にめでたくご結婚された、
山本耕史さんみたいなお米じゃないか!!!(↓お米です)
長身で、イケメンなところもぴったし。
ネーミングは新しいの「新」と新潟の「新」をかけたそうで、スタイリッシュな日本男児をイメージしたそうです。
そう考えると、これはまさに新撰組を演じてらっしゃった山本さんのイメージなんてもうピッタリなんじゃないか、イメージキャラクターとして是非に!!と思うくらい、総合的にもはや「山本耕史米」に思えてきました。
口に含んだ瞬間の甘さや旨味はあっても、ひと噛み目以降も口のなかで長続きするような味だと嬉しいな。まだどの標高での栽培が適しているかは研究中とのことですが、ただでさえ晩生の品種なので、十日町の山地のような、雪消えが遅く田植え時期がどうしても遅くなり、また秋が深まると雨が多くなるような場所に合うかはちょっと微妙です。
下越地方向きのお米かも?
なのではじめにも書きましたが、コシヒカリにとってかわる新しいお米というよりは、気候の変動やお米の勢力図が変わってきているなかで、新潟のコシヒカリとともに歩む二大巨頭ブランドのひとつになるといいんでしょうね^^新之助は種をあまりオープンにしすぎず、選ばれし技術力の高い生産者さんのもとではじめは育てられ、ブランド化されてゆくので、今後の研究、動向に期待です!
はてはて、そんなこんなで夜は農業委員会の忘年会でした。
皆さん、なんだかんだ言いながら、口をひらけば農業への情熱はあつい方たちばかりで、午前中の建議会では「農業」という一般的なものに対するネガティブな話は出ていましたが、自分のくらし、しごとのなかの「農業」のことはとてもとても楽しそうに話すんですよね(^ω^)
こんなにすばらしくて楽しい職業なのに、それがうまく伝わらず、後継者がいないのがもどかしい、というかんじも…。
建議会では、私たちが要望を出す側ではあるものの、面白い話や生の声がたくさん聞けたり、これはと思うアイデアがひらめいたりと、地域の大先輩農家の代表が集まる農業委員会ならではの醍醐味ある時間になったので、またそのことは後日書こうと思います。
私もたくさん刺激を受けました。今年の忘年会ではデュエット曲デビューもしました(笑)
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