耕耘したばかりの畑に、

空いっぱいにスタッカートを打ちつける赤とんぼたちが、


小さな影をたくさん落とす。
そこに、わたしたちの影も重なる。


はけで引いたような雲と、春の空にも似た空。
いつのまにか、刺すような夏から、秋に空気が変わってゆく。 


今日は橋場さん、 大根と野沢菜の種蒔きとのこと。
冬を越すための準備が少しずつ始まって、どこかそわそわする初秋。 


雪国のくらしはすべて、雪の日に向かって進んでいる。